記事について

酪農の知識や経験の浅い人に向けた内容になっており、イメージしやすいようにやわらかく丁寧に説明するよう心がけています。

【2023.12月】学長がおすすめする種雄牛【輸入】

種雄牛

はじめに

酪農家の皆さんに学長が本気で使ってもらいたい種雄牛を紹介する企画です。

2023年12月にTPI・LPIランキングが更新されました。

今回オススメする種雄牛は以下の3頭です。

1.キャプテン

2.カポネ

3.ライオネル

今期は新規牛も数多くいるなか、以前から紹介させてもらっている

牛たちが依然上位に残っています。

ぜひ一度は使用してもらいたいです。

 

キャプテン【151H4119】/判別【551H4119】

父:チャール 母父:サブレ TPI:+3253【全米1位

過去何度も紹介している不動の「ナンバー1」キャプテン。

TPIランキングでこれほど1位を独占した牛も他にはいないでしょう。

まさしく現代を代表する牛です。

しかしながらその人気により流通量が減ってきてだんだん入手が難しくなっています。

ですが、まだまだ使ってもらいたい1頭ですのでお早めに!

 

カポネ【250H15217】/判別【550H15217】

父:レネゲート 母父:モデスティ LPI:+3648【カナダ5位

レネゲート本牛も素晴らしい牛ですが、この息子牛のカポネも負けてはいません。

前回よりも少し順位を上げてカナダランキングで5位につけています。

父譲りの高い改良効果はもちろんのこと、全体的に欠点の少ない牛です。

特に注目したいのが肢蹄の数値が高く、FS牛舎やロボット牛舎に合う

丈夫な牛へと改良してくれるでしょう。

肢蹄の改良におすすめな1頭です。

 

ライオネル【7H14454】/判別【507H14454】

父:フラズルド 母父:モントロス TPI+3042【全米7位

前回2位から少し順位を下げましたがまだまだ期待される牛です。

この牛の代名詞でもある乳量+2953kgは驚異的な数値であり

他の牛と比べてもこの数値は圧巻といえるでしょう。

まずはこの牛で改良を始めてみてはいかかですか?

娘牛頭数も増えてきて信頼度はさらに上昇して

ますます期待を裏切らない安心感があります。

乳量を改良したい人におすすめな1頭です。

 

さいごに

いかかでしたか?

最近は、同じような種雄牛が数多く出てきています。

選ぶときはとても悩んでしまいますよね。

どれを選んでも間違いではありませんが

ちょっとでもその牛の理解が深まれば

さらに良い改良ができると思います。

皆様の種雄牛選定に少しでも参考になれば幸いです。

 

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